荒川三山・赤石岳-24-09-17→19

2024.09.17(火) 3 DAYS

活動データ

タイム

17:53

距離

27.1km

のぼり

3117m

くだり

3117m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間
休憩時間
1 時間 47
距離
9.1 km
のぼり / くだり
1628 / 136 m
1 14
2 20
29
DAY 2
合計時間
9 時間 55
休憩時間
1 時間 59
距離
12.9 km
のぼり / くだり
1463 / 1532 m
38
27
4
44
44
11
21
1 23
21
DAY 3
合計時間
1 時間 57
休憩時間
0
距離
4.9 km
のぼり / くだり
24 / 1446 m

活動詳細

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南アルプス南部の荒川三山から赤石岳への縦走。 なかなか登山口までと遠く機会がなかった山域への挑戦です。 信州からだと畑薙駐車場はかなり遠く感じて及び腰でしたが一念発起で行ってきました。 畑薙臨時駐車場に車を停めて東海フォレストさんのバスに揺られて椹島ロッジまで。ここから登山開始です。 1日目 前日夜に畑薙入りしましたが静岡市内を走行中からすごい土砂降り、着いてから仮眠中も降りやまず不安なまま朝をむかえますが、朝になると雨はやみました。 椹島からはひたすら樹林帯を登ります。目立った急登はないものの雨上がりのせいもあって蒸し暑く汗がとまりません。 同じバスの他の登山者の方と声をかけあって登れました。その後も千枚小屋では楽しくお話させてもらい前夜の不安が嘘のように楽しい初日になりました。 2日目 夜明け前にスタート。真っ暗な中の千枚岳からの岩場は気を使いました。黙々と歩いていると悪沢岳へ。丸山のピークを見落としていました。 ここでご来光を見ながらのお弁当、風があって寒かったですが心地よい時間でした。 その後、荒川中岳、前岳へと縦走。この辺りで千枚小屋で一緒だった方に再開、日が昇るにつれて最高な稜線が姿を現します。 富士山もずっと見守るように顔を出してくれていました。 大聖平寺平あたりから小赤石岳への登りはややくたびれましたが振り返るとそびえる荒川岳を見ると疲れも消えてニヤついてしまいます。 赤石岳でも南アルプスの大景観を堪能してから赤石小屋へ。 赤石岳から小屋への下りはこの縦走中では1番気を使いました。 8月にこの山域で遭難したのはこの辺りとのこと。 赤石小屋はとても清潔感のあるロケーションもバッチリの小屋でした。 夕食の生姜焼きとおみそ汁、縦走で消費した塩分を考えて濃いめの味つけとのこと。カラダに染み渡りました。 本当にありがたかったです。 小屋番さんも温かい素敵な人でした。 3日目 昨晩から強風が小屋の窓を叩いていました。朝起きても風は強くガスが濃いめです。後から聞きましたが山頂の避難小屋ではものすごい暴風だったそうです。 歩き出すと樹林帯のおかげで風に守られあっという間に椹島へ。 バスを待っていると衝撃の連絡が…… 崩落によってバスの運行が不可能との事。 情報もままならないまま今日の無理とのことで急遽、椹島ロッジに宿泊する事に。 しかし、この山行中に仲良くしていただいた方、3名とご一緒させてもらったおかげで不安もなく過ごせました。 入浴もさせて頂き、夕食をとらせて貰えました。 その後、東海フォレストスタッフの方より対策本部の設置、翌日のヘリ搬送の説明を受けました。 これによって不安も軽減して休むことが出来ました。 4日目 朝4:30頃に起床、5時より朝食を頂くと6時に救助ヘリが到着とのこと。 抽選の上、順番に井川地区へ搬送していただき無事に帰宅出来ました。 今回は非常に貴重な体験をさせて頂きました。 また非常時においても迅速な対応をして頂いた東海フォレスト様、行政の皆様には感謝しかありません。 登山は家に帰るまでが登山ということが身に染みました、 本当にありがとうございました。

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