活動データ
タイム
06:12
距離
5.5km
のぼり
504m
くだり
499m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る最近気になる郷ひろみさん。少年の様な笑顔と若い頃と変わらず歌って踊れる。あんな若々しい元気な高齢者を私は見た事が無い。彼はきっと日々かなりの努力をされているに違いない。今回は彼を掘り下げてみる。 彼は30年以上前から日課として運動を行い、週3回必ずジムに通っているらしい。例えばベンチプレス。基本的に「これ以上の重さはあがらない」と思うところに重さを設定し、肩が上がらない、肩が前に出ないという正しい姿勢で、1回目と同じポーズでずっとやって行く。きつすぎて正しい姿勢が崩れるようなら、その時の自分の体調や体力に合っていないということなので、少し負荷を下げて、常にその時の自分にとって「少しきつい」状況に設定し直すという。自分の限界以上に負荷をかけてハーハー言いながらするトレーニングは必要以上に力が入ってしまうので、最初と最後でずっと同じ状態を保てるものがトレーニングだと思っていると言う。やはり心臓に負担をかけない程度の運動が若さを保つ秘訣らしい。 「体を鍛えるということは、心を鍛えること」何かを変えようと思ったら、小さな努力を1日1日積み重ねていくしかない。自分に甘い私には耳が痛いお言葉。60歳までの人生と60歳以降の人生、どちらを充実させようかと考えた時、60歳以降も光輝くものにしたいという意識を持つ事で、自分がこの先どういうふうに老いていくんだろうというネガティブな意識は無くなる。自分の中にあるイメージを保ち続ける事で、着ている物から言動、態度、姿勢、全てを変えられると言う。彼のこれから生きて行く姿勢から目が離せなくなった。まだまだ不老長寿の話は続きます。 さて、今回の山行。やり残している事…と言ったら、去年富士山を登った時に宝永山をスルーした事だ。まだまだ残暑が厳しいし、宝永山は標高が高いから暑さとは無縁なハズ。お天気は微妙だが目的は宝永山を制覇する事。去年とても辛いと思いながら歩いた道を辿る事にした。 もぅ既に日が登る時間が遅くなって来た。駐車場に居る間にお月様から朝焼けの移り変わりを見る事が出来た。やはり富士山の麓は壮大な景色。雲海が美しく広がっていた。 気温は14度。薄手の長袖のTシャツで丁度良い。既に標高2400mあるので、高山病にならない様に深い深呼吸を何度も行う。トイレに行ったりして少し体を慣らす。幸い高山病にはまだなった事が無いが、炭水化物を多く摂取する事、体内のガスを生み出す食物(豆類または炭酸飲料など)を避ける事などで、ある程度防ぐ事が出来るらしいと聞いた事がある。 宝永山に向かいながら、マジックアワーの景色を楽しむ。富士山は地球規模で自然を体全体で感じられる素晴らしい場所だなぁ…と感動も束の間、足場が砂利道から砂地に変わる。あれ?中々進まない。あ!そうだった…宝永山の回りは砂地なんだったっけ!今回はトレーニングに決定。足がズブズブ埋まる。モアイ歩きの秘技を屈しながら歩いて行く。今回は別の秘技を発見。アイゼンの様に爪先を砂地に突き刺しながら歩くと、ずり落ちる事が防げた。(アイゼンはまだ使った事ないけど) 永遠に続くと思われた道も、秘技を駆使しながら一歩一歩歩いて行く。やっと宝永山に着いた👏思ってた以上に山頂からの景色は素晴らしかった。間近に見える富士山も神々しく、何だかありがたい気持ちになる。ゆっくり楽しんだ後、歩いて来た道を戻る。 途中から前が見えなくなるくらいのガスが上がって来た。これで道がハッキリしてなかったり、標識が無かったりしたら、きっと迷って帰れなくなる事だろう。その後晴れたりガスったり、目まぐるしく変化する中、去年死ぬ思いで倒れ込んだ思い出のベンチで休憩。今年のこんな余裕が信じられない。そう言えば、富士山のお鉢巡りもまだしてなかったなぁ…来年行こうかしら🗻 帰りは少し道を変え、自然休養林歩道の道を選択。富士山もこんな緑豊かな道があるのね。居ないと安心していた熊🐻の看板があり、少し驚く。今に熊ももっと身近に感じる様になるのかしら。まだ咲き残っているお花やきのこや景色に…景色はもうガスっていたが、いろんな物に癒されながら無事に宝永山を制覇する事が出来た。駐車場に戻り、車を走らせると同時に雨が降って来た。ギリセーフ。思いの外雨は強かった様だ。
メンバー
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