活動データ
タイム
18:44
距離
15.9km
のぼり
1485m
くだり
1482m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るずっとずっとずーっと憧れていた鳥海山…。海から立ち上がる壮大な山容に一目惚れのお山でした。 コースを見ると鉾立から日帰りしておられる方が多いけれども、私達夫婦にそれが可能なのか?と思い悩むこと数年…。 今回、旦那さんとの登山は叶いませんでしたが、お誘い頂き、ようやく登頂の夢が叶いました😍 最近の私の山行の様子では、とてもじゃないけど、みんなと一緒のペースで歩ける自信が無い…。ということで一足先に登山開始。小屋で待ってるね!とソロスタート。 ビビリの私でも、こちらのお山は人気故、どんどん人が登って来るので全く怖くはなかった🤭 小屋泊なんだもん!時間にゆとり有り!!ゆっくりゆっくり、お花を堪能しながら、疲れたら遠慮なく休むをモットーに☺️ またまたよく眠れなかった…。最近、眠りの力が衰えてしまって、2時間程で覚醒してしまう…。今回、サプリを試してみたけれど全く効果無し…😭どうすりゃ良いのさ…😭夜中に2度もトイレに。1度はガスガス。2度目は、満天の星空。私のカメラでは写真が撮れなくて残念…。 ということで寝不足スタートなのでいつもの🐢さんペースよりもゆっくり登って行きました。 天気予報がくるくる変わり、YAMAPの予報では9時から雨…。雨には降られたくないな…。 ガスガス時々晴れ間。 眺望は、そんなでもない中を黙々と歩く。 最初の登りは、階段、舗装路、石畳と歩きやすい。この辺りは、月山とか栗駒山に似てる感じがした。 賽の河原に出るとお花畑が広がっていて…。わあ~!凄い!と声が出る。こんなに凄いお花畑なんだ…。夢のよう…。 その後、本格的な登山道に。時々、目を楽しませてくれるお花に元気付けられながら。 御浜小屋に到着。小屋が近くなって、発電機の音などが聞こえてくると、凄く嬉しく感じる。御浜小屋の直下は、ハクサンシャジンの花畑!!紫、薄紫に白花と可憐に咲いていた。鳥海湖が見えるはずが、ガスで見えなかったのが残念で、そのまま進む。 休み休み、とにかくぐんぐん登って、外輪山との分岐まで来た時、フィールドメモの通りに、千蛇谷に下る道が分かりづらい…。ちょうど人が先行していたので分かったけれど、後続の仲間は知らず、5分程外輪山コースへ入ってしまい、戻ったそうです。 急斜面の下りは、ザレてる所有りで注意が必要です。下にはこれから渡る雪渓が見えて、ワクワク。 雪渓が思った程涼しく感じなかったのは、今日が涼しいからかな???でも、私的には、こんなガスの日でも暑いんですよね…。晴れなくて良かったんだよ…(笑) 千蛇谷って言う位だから、ここは、谷底なんですよね。谷底から一気に山頂まで高度を上げてゆくのは、私にはめちゃくちゃきつかった…。YAMAPの地図を見てその急激な登りの様子を見てしまった時は、えー?嘘でしょ…と絶句しました。。。景色は、唐沢を思い出す感じで素敵なんですけれどもね。 延々と終わらない山登り。辛い辛いトレイル…。涼しい今日でこれ…。ピーカンだったら、どんだけ辛かったんだろう…。曇りで良かったと初めて思った。 山頂ヘ5とか書いてある杭が有りましたが、何、これ?あー、カウントしてるのね…。でも最後の数字は10で良いの?それとも…と考えるとめげる…😭(結果10だったようです。) 山頂へ9の杭。でもまだまだ…。先が全く見えない感じの登山道…。岩ゴロで歩き辛いし、ここ、道が良くわかんなかった…。見れば皆さん、色んなとこ歩いてる…。 疲労困憊で小屋まで登り上げた時に、ふと目が捉えたものは…会いたかったチョウカイフスマ!!一番に私を出迎えてくれた…。感激の瞬間。めちゃめちゃ可愛い、白いお星さま。登るならチョウカイフスマが咲く頃と願っていてその夢が叶いました。 小屋に入れるのは、午後1時。あと2時間も有る(笑)ゆっくり休憩して仲間を待つことに。先ずはランチ。ゆっくり〰️♥まったり~♥軽くて良いので今日のランチはパンにしました。ザックに余裕が無くて潰れたけど…。 ランチを食べ終わり、外輪山を歩く人や新山アタックする人を眺めたり、雄大な景色を堪能していると、予報通り雨が降り出した。レインウェアを濡らしたくないと思い、すぐさま山頂美術館ヘ避難。すると本格的な降りに…。一触即発でしたが何とか間に合った。 美術館での休憩はなりませんので、じっくり鑑賞させて頂きました。今の時期は、鳥海山のガイドさん達の取り組みの経過が時系列で写真と共に展示されていて、大変興味深く、ゆっくり見させて頂きました。それに写真家さんや、デザイナーさんの作品をじっくり見たりと、とても楽しい時間でした。 そうこうしているうちに雨が小降りに。何時までもここに居ると休憩と見なされてしまうかな…と、外で待つことに。仲間はずぶ濡れではないだろうか…と心配になる。 小屋番のお姉さんが、「雨だし、少し早いけれどもお部屋にどうぞ!」と言って部屋に通してくださいました。感謝です。 相部屋ですが広々使えそうな感じ。ストレッチしてのびのび過ごす。 どんどん宿泊のお客さんがやって来るけれども、仲間はまだ来ない…。 2時間遅れのスタートだから、そろそろ来ても良いはずなんだけどな…と登山道を見下ろす場所で眺めるが、見える範囲に人は居ない。外だと電波が入ったので、ラインメッセージを送ってみたり、ライン電話を鳴らしてみたけれどつながらない。まだまだ来ない感じなので、1人で外輪山の1つ、七高山に登って来ることに。 飲み物と少しの行動食だけ持って、登山開始。誰も来ないので、落石の可能性のあるこの道を安心して歩けた。こちらの山に来てまたまた驚いた!こちらにも広い広いお花畑が広がっているんだもの!!チョウカイアザミにトウゲブキ、イワギキョウの咲き誇る天空の花園だ。 サクッとピークハント。新山が目の前の七高山。帰りに雪渓の水に手拭いを浸して、焼けた首筋を冷やす。気持ち良い!! 新山は、手強そうなのでソロでは登らないでおく。 再度、登山道を見下ろし、仲間を探すと!いたいた!!良かったー!!1年ぶりの再会と、はじめましてのお二人さん。 ガスガスなので暫く休憩して、作戦タイム。新山へは、今日の内に登っておいた方が時間的に楽だよね!と。様子を見て、ガスが取れそうな気配を感じ、いざ!! そそり立つ岩の殿堂!!楽しみでもあり、怖くもあり。 結果、浮石が少なく、滑りもしない岩なので雨でも無ければ楽勝かな? 一度登ってからの激下りには、笑うしかない!面白い登山道だなー。 胎内潜りも意外と広いし、メタボな私でも大丈夫でした😁 山頂に到達すると途端に青空が!鳥海ブルーだー!と嬉しくなってみんなでワイワイ色んなポーズで写真を撮りまくり、楽しみまくりました。 夕食は2巡目。美味しく頂き、その後、軽く飲み会して、さっさと寝ましょう! 鳥海山のお空は目まぐるしく変わるようで、先程までガスで真っ白だったのに、今は満天の星空。天の川が確認出来るし、流れ星は流れるし。東京からの仲間は、この星空をとても喜んでいた。酒田の街灯りも見えた。 朝は、窓外の風の音が気になる…。日の出も気になり、そそくさと厚着して外へ。風が強くて寒い。まだかな?まだかな?そろっと空が赤らんで来たけど…。 その内に、お日様が新山の岩肌を赤く染めると平野部方向にブロッケン!!そして影鳥海らしき物が!! 大急ぎで仲間を呼び、みんなでワーキャー、大喜び。朝ごはんも2巡目。1回目の人はこのモーニングショーを見れなかったと思うと私達は、ほんとにラッキーだ!! 今日は外輪山を巡って降りる。楽しみだ。歩きやすいお花畑のトレイル。青空と雲海の中にニョキッと月山を確認。きれいな山容は、分かりやすい。 次は、こちらのコースからのピストンでも良さそうだ。 御浜小屋まで来ると、登りでは見れなかった鳥海湖が美しい姿を見せてくれた。そして、海も確認!! 見たかったものてんこ盛りの鳥海山!!色んなお山のいいとこ取りをしたお山という感じ。いわば、お山の贅沢盛り!!かな? お花良し! 山容良し! 岩歩き楽し! 湖有り、海まで見えるし、色んなコースのトレイルが見渡せたりと景色良し!! 憧れていたけれども、登ってからは、もっともっと鳥海山が好きになるのでした…。 またお花に癒されつつ、素敵な景色の中を歩きたい!! 長文、写真多数、お許しを… メモ 水 ハイドレーション1.5リットル お茶500ミリ 経口補水液500ミリ 以上、殆ど消費 (ゼリー飲料×2を保険として。これは飲んでない) 寝る時、半袖に薄手フリースと長ズボンでシュラフに包まり快適。朝方冷え込むと少し寒かった。インサレーションダウンも持参。 小屋は、水が出ません。トイレの後の手洗いも溜まり水で洗う感じ。なのでウエットティッシュと歯磨きナップ必携かと。 お食事の時のお茶は、1人1杯のみです。小屋で販売していたお水、ペットボトル飲料は、500円。驚いたのは、生ビール、350ミリで1000円!!350缶ビールは、700円。ビール飲めない人で良かった😅 下山後は、日帰り温泉あぽん西浜でクールダウン。サウナに水風呂、露天風呂まであって400円とは、お得!! 道の駅鳥海ふらっとで生牡蠣を食し、下道でトータル約9時間かな?途中新潟市内のバイパスで渋滞にはまらなければ、もう少し早く帰れたと思う。途中眠すぎて、15分だけ仮眠。帰宅は午後11時を過ぎた頃。
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