大黒岳(平湯尾根〜乗鞍岳)

2024.09.18(水) 日帰り

活動データ

タイム

07:59

距離

15.5km

のぼり

1926m

くだり

540m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 59
休憩時間
53
距離
15.5 km
のぼり / くだり
1926 / 540 m
1 17
3 18
34
21
9
32
7
14

活動詳細

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以前に乗鞍岳へ登ったあとに「平湯尾根」からのルートを知り、いつか行ってみたいと思いはしていたが、なかなか行く機会も無くはや一年。 が、今回ようやく行く事ができた。 計画を作るにあたって、色々先行者の山行記録を拝見させていただいたが、ほとんどの方がエキスパートでそのレベルの高い記録におののき、計画前から少し不安になっていた。 往復30キロはさすがに難易度が高過ぎるので、今回は片道の計画。 片道とはいえ、15キロの2000mは結構ハ-ドで、さらに畳平からの帰りのバス時間というリミットがあったのでこれにしたってイ-ジ-ではない。 まあ、今年は色々なエリアにチャレンジしたからそこでどこまで鍛えられたかの足試しとしても思い切ってトライしてみる事にした。 実際のルート状況はザックリと4つのパートに別れていると言った印象。 1.ゲレンデ部(湯の平コ-スから平湯テラスまで) 2.乗鞍岳登山口からの林間部 3.乗鞍権現社から乗鞍スカイラインに出るまで 4.大黒岳登山口から剣ヶ峰まで まず、とっかかりは平湯温泉スキ-場をずっとゲレンデトップまで登り詰めて行くわけだけど、実際ここが全ルート通して1番キツイと思う。 ゲレンデアプローチの山は案外幾つかあるが、登りのキツさは個人的にここがダントツ一位。 恐らく下りも楽じゃないと思う。 とにかく斜度が結構ある上に距離が長い! ただ、今回のようにガスで視界が真っ白になったとしてもまず迷う事はないでしょう。 ただただ体力勝負です。 平湯テラス(ゲレンデトップ、朽ちた小屋があるところ)に着いたら、そこから50mほど登り詰め、ようやく乗鞍岳登山口の標柱が現れます。 乗鞍岳登山口の標柱が立つ場所からは樹林帯です。 多少のアップダウンはあるものの、めちゃくちゃ綺麗に整備されていて登山レベル関わらずかなり歩きやすい登山道かと。 林業関係の方々が頻繁に使ってるのかな? 結構踏みならされております。 ただ、数カ所、登山道中に泥濘みがあるので要注意です。(ハマるとまあまあ深い…立証済み) 途中1箇所水場がありますが今回は涸れていました。基本ないものだと思った方がいいです。 よって、水場はスタートしてから畳平に着くまでありませんので要準備です。 権現社に近づいてくると、ゴツゴツした岩場のトラバ-スが権現社まで続きます。 距離は長くないけど、この時点で結構足にきてると思われるので慎重に。 権現社は十畳ほどのテラスになっていて、ゆっくり休憩できる場所。 ここまでの疲労回復とこの先の体力貯蓄を考慮して暫し休憩を。 ここから先はしばらく熊笹が登山道を覆い被していますが、「藪漕ぎ」と言われるほどじゃありません。 さらにここからは眺望も開けて気分的にも足がグイグイ進む事でしょう。 と同時に開けている分風も通りやすいので、ウィンドブレーカーはあった方がいいかもです。 できれば、権現社から始まる熊笹からのつゆ払いとして権現社からのリスタート時に着て行くのがベストです。 途中の硫黄岳への登頂は、特に登山道も無いのでハイマツを掻き分けて…となりますが、植生も考慮して無理に行く事はないです。 スカイラインに出て大黒岳にアプローチすれば、剣ヶ峰まで説明不用の通常の観光登山やハイキングの方々と同じルートになります。 今回は天候の急変で肩の小屋でランチして終了。余裕持って濃飛バスでの帰路としました。 相方には剣ヶ峰コンプリートして欲しかったのですが(富士山+白山+乗鞍岳)、天候には勝てません(もちろん勝負はしていません)。 でも、個人的にはここまででお腹いっぱいで、めちゃくちゃ気になっていた平湯尾根へアプローチ出来たので大満足でした。 来年体力をつけリベンジします。その時はピストンで行くという宿題にしておきます。 ちなみに…恐らく濃飛観光としてもレアケ-スだと思いますが、畳平からの片道キップは、畳平からの乗車時に購入可能です(HP上では畳平での片道キップは販売していないと記載されていますので要事前確認です。さらに現金のみです。) 運賃は、畳平→平湯バスタ-ミナルまで1800円です。 わたしは最初わからなかったので、畳平→ほうのき平(1800円)、ほうのき平→平湯バスタ-ミナル(850円)を払いそうになりましたが、実際は畳平→平湯バスタ-ミナル間の片道キップ購入の際に平湯バスタ-ミナルまでと伝えると、ほうのき平→平湯バスタ-ミナル間の乗り換え券がもらえます。なので実質は1800円のみの支払いになります。 さらに、今回は確認不足で各駅を把握していませんでしたが、平湯尾根での平湯温泉スキー場アプローチの場合、「大滝-キャンプ場前」で下車です。 平湯バスタ-ミナルまで行ってしまうと2キロほど戻る形になりますのでご注意を(ヤマップのコ-スタイム倍率で0.5%で10分程で往復できますが笑)

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