トラバース道から青螺山

黒髪山を守る山の会では黒髪山系を月に1回は歩こうと決めている。今日の青螺山はその「月壱くろかみ」である。8月はどうにか国見山系八天岳を歩いたが、このところの猛暑で苦行やないか。みんな無事に帰還できて安心していたところである。 今日も暑いが、5人参加。7時スタートは正解。秋を感じさせる風が心地いい。とはいえ乳待坊から見返峠に着くころは汗たっぷりだし、虫がブンブンとまとわりつく。 青螺山は久しぶり。2021年9月6日に遭難救助活動のときに来た以来のようだ。 会長酒吞童氏企画なので「トラバース道」（YAMAPには表示されていないが「レスキューポイント」は設置している。）を辿り青螺山頂へ北から回る。 休憩が多いな。5人のうちお二人は休みのたびに座り込んでしまう。なかなか動かない。トラバースを通過するのに2時間を要した。 北面コースを攀じ登る。「ミヤマウズラ」を初めて見る。どこからかふと現れた佐世保のＹＭさんによると「この辺りにいつもある」とおっしゃる。知らなかったな。 久しぶりの青螺山頂は見晴らしが良くなっているが、まだあの木ば切らんば、と不満そうなメンバーも。 汗もすっかり引いてしまうくらい、ゆっくり（1時間近くもいて様々な話、思い出話が多いな）過ごした。 転がり落ちそうな南斜面を下山する。青螺御前でまた長い休憩。酒吞童氏「もうここにおろうカニャ」。そうさせてやりたい。ここにはカスミはあるだろうがアルコールはない。連れ帰る。 まだまだ暑い日が続きます。皆さまご自愛ください。