活動データ
タイム
18:48
距離
17.0km
のぼり
1881m
くだり
1881m
活動詳細
すべて見る子供達と夏休み一泊二日、木曽駒ケ岳キャンプ山行です。 ナビをコガラ登山口とセットすると、「木曽冷水公園」と同じ場所に案内されます。ナビに案内され登山口に向かいますが、コガラ登山口などの道標がなく心配になりますが、「木曽冷水公園」(キャンプ場)がコガラ登山口です。 茶臼山コースは登り始めに正沢川の渡渉があり、増水で橋が流され渡渉不可能になる事があるようで、先日も下りにこのコースを下山してきて橋が流され渡渉できず、救助要請があったそうです。 渡渉後は落葉松の植林の中を五合目の尾根に乗るまで登ります。途中水場があり、水の補給が出来ます。 尾根に乗るとそこからは植生がガラリと変わり、コメツガやシラビソなどの気持ちの良い針葉樹になりますが、かなりの急登です。 今回天気予報が芳しくなく、雨と雷を恐れていました。雨は9合目辺りから降り始め、カッパを装着。雨の備えをしてしまえば降られてもどうって事はなくやがて茶臼山に登頂。 ガスで期待していた展望は無しで子供達は急登にうんざりの様子。 予定している頂上山荘のテン場まではまだ半分、時間は13時近くになっています。 ここからは気持ちの良い稜線歩きとなるはずですが、雨で展望もなく子供達のモチベーションはダダ下がり。体力的にも頂上山荘まで行くのは厳しいと判断し、西駒山荘で素泊まりをさせてもらうことにしました。 宿泊の準備をして一息つくと、子供たちはすぐに元気になり、まずは一安心。17時半夕食とし、行動食を摂り休ませました。 西駒山荘は大正時代からの石室が残されており、そこで濡れた雨具を乾かしたり、夕食を食べたりと快適に過ごす事ができました。小屋自体は新しく、清潔で、ゆっくり休ませてもらう事ができました。 休んでいると、駒ケ岳付近で雷鳴が聞こえ、小屋迫に切り替えてよかったと安堵しました。 翌日は雨も上がり、まずまずの天気。駒ケ岳への稜線歩きは昨日の急登に比べると数倍歩きやすく快適で、体力の回復した子供達の足取りも軽いです。小屋で泊まって正解でした。 展望は最初だけで、すぐにガスに包まれてしまいましたが、雨にも降られず涼しくて快適に歩く事ができました。 他の登山者も少ないので、ライチョウに出会えるかもしれないと周囲に注意しながら進むと、雌のライチョウが一羽斜面のハイマツの中のガレ場に動かないでいるのを発見!娘はライチョウを見たことがなかったので、喜んでくれました。 山頂に到着してもガスは抜けず、展望はお預け。集合の記念写真を撮影後、福島Bコースの下山にかかります。賑わっていた山頂はロープウェイからの方達で、このコースを下るのは我々だけでした。 麦草岳へのトラバース道は足の短い長男には歩きづらく、時間がかかります。この辺りから疲労が出始め、その後の長い下りでも子供達のペースが落ちました。それでも、適度な休憩をはさみ、頑張って歩き通してくれたのには成長を感じました。 今回、ロープウェイにするか、麓から歩くか、どちらか子供達に選択してもらうと、歩きたいとの答えが返ってきたので、あれもこれもの少し欲張りな計画を立ててしまいましたが、いざ歩いてみると、子供達の力量不足で到底計画通りには歩けないと判明し大幅に計画変更をしました。 これは明らかに私の計画ミス。標高差や距離をもっと吟味して計画を立てるべきでした。 計画の変更にあたり、小屋で泊まれたのはもの凄く助かり、ありがたかったです。山小屋の重要性を改めて感じる事となりました。 そして初めて訪れた木曽駒ヶ岳は、どっしりとしたスケールの大きな山で、そのことは麓から歩く事で感じる事ができ、将棋頭山からの稜線歩きは展望のいい時、またやってみたいと思いました。
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