【日本二百名山 ❶❶氷ノ山】白銀霧氷パラダイス

------- インスタ♡ 𖡂 Instagram https://instagram.com/k1ki ------- 皆さま、大変ご無沙汰してしまっております。おかげさまで変わらず元気に毎週山に登っています。なかなかゆっくり書く時間が取れず、気づいたら大量のレポが溜まっております。ひょー。取り急ぎ最新の鳥取遠征レポから。 ------- 鳥取3泊4日の旅。マイ企画。ずっと登ってみたかった伯耆大山。積雪時に登るとさらに絶景が見られそう。飛行機代を少しでも抑える為、早々にプランを練る。避難小屋に泊まって朝日を見よう、折角の遠征近くにある人気山氷ノ山も登りたい、と楽しくプランを練る。 2/22 Day 1: 夜から鳥取入りして明日からの登山に備える。この連休の天気予報は芳しくない。予報通り鳥取空港は雨。空港に降り立つとたくさんの人が飛行機の出口で色紙を持って待ち構えている。誰か著名人が同じ飛行機に乗っていたのかしら。花道を（「すみません〜。待ってる人じゃなくて〜。」）と通り抜ける。鳥取駅行きの連絡バスが飛行機の遅延に合わせて待ってくれていたので乗り込む。20分ほどで到着。便利。鳥取駅すぐそばのホテルでチェックイン。一息ついてから来る前から目をつけていたお店「肉料理ニック」へ。なぜかこの日はカウンターには誰もおらずすぐに入れた。ローストビーフのサラダが美味しくてペロリと平らげたのち、牛骨にゅうめんをいただく。期待以上に全てめちゃくちゃ美味しく素敵なお店であった。お腹も心も満たされホテルに戻っておやすみなさい。 2/23 Day 2: 当日早朝、小雨の中予約してあったレンタカー屋さんへ。鳥取ではスタッドレスが標準装備のようだ。駅で仲間をピックして1時間ほどのドライブで氷ノ山の登山口氷ノ山スキー場へ。山に近づくにつれ雨が雪に変わる。道路は良く整備されており除雪がしっかりと行われていたので問題なく運転出来た。登山口にアクセスするには「ひょうたくん」と言う宿泊施設の駐車場に停めるのが一番近く且つ無料である、と事前のリサーチで調べていたのでそちらを目指すが、どこにも「ひょうたくん」の看板見当たらず。なんとなく住所的にこの場所らしきところは見かけたが、この日の天気のせいか車が一台も無く少し不安だったので少し戻って有料駐車場(¥600)に停める事に。トイレもあるので安心。（近くに無料駐車場もあるのでそちらも利用可能。我々は面倒だったのでもう良いかとなった）スキー場のリフトが見える。今日は運行していないようだ。天候のせいか三連休初日だと言うのに全くひと気がない。いつもスノーリゾートのある雪山に登る時はなんだかアウェイ感がハンパ無く肩身狭い気持ちになったりするのだが、今日はホームで試合感。 さてルート。チェーンスパイクを履いて出発。2年ほど前までは登山者もリフトを使えたようだが、今は登山者には使用禁止されているとのこと。どの道今日は動いていない。しばらく歩くと氷ノ山キャンプ場へ。とても広くてきれいだが冬期は閉鎖されているようで静かだ。キャンプ場の先から本格的な山道へと入る。登りだが先週急登白毛門を登って来たので緩やかに感じる。雪がシンシンと降る静かな森。しばらく行くと氷ノ山越に到着。三角屋根の可愛い避難小屋がある。ここでアイゼンを装着し、防寒対策を整える。氷ノ山越からは風が強くなり、木々の霧氷も大きくなる。真っ白で辺りの景色を楽しむ事は出来ないが、一面の霧氷と銀世界がとても美しい。木の枝が出っ張っている箇所が多かったので、引っかかったり、バイーーーーンと仲間に当てないよう注意。（一度仲間にバイーーーーンをお見舞いしてしまった。ごめんね。）頂上が近づくにつれさらに気温が下る。足場が細く崖横を歩く箇所も多少あるのでそういう箇所は注意して登る。無事頂上登頂。寒いので頂上避難小屋に逃げ込んでサクッとランチ。他のグループの方が後からいらしておしゃべりさせていただく。どこからと聞かれ東京からというと皆さん驚いてらした。確かに関東から氷ノ山に登りに来る人はあまりいないのかも知れない。だからこそこの機会を逃したくなかったというのもあるのだが。入ったすぐは暖かく感じた避難小屋にいても寒さが染みるようになったので下山開始。サクッと無事下山。降りる時は誰にも会わなかった。キャンプ場のそばで恒例スノーエンジェルを作って遊ぶ。 車に乗ってプランしていた鳥取砂丘へ向かう。雪の積もった鳥取砂丘で夕陽を見たかったのだが、残念ながらこの日は雪も夕陽もなくサクッと見学して鳥取に戻りレンタカーを返却し、夕食に焼き鳥屋さんへ。（美味しかった！）のち貸切の特急まつかぜに乗って米子へ。明日はいよいよ伯耆大山。 今日も一緒に登ってくれた仲間に感謝。ありがとう！ ------- //mountain note ▲アクセス： 鳥取駅（レンタカー）〜わかさ氷ノ山スキー場　約1時間 ＊「リフトは滑走具を装着された方のみ利用可能」との事。 ▲トイレ：①（財）若桜町観光開発事業団　②氷ノ山スノースクール（駐車場利用したので使用させて頂きました） ︎▲レベル：初〜中級　 ▲ルート：わかさ氷ノ山スキー場〜氷ノ山越〜頂上（ピストン） ▲登山時間 チームタイム： 5時間 平均タイム：5時間51分（Yamap x0.1) ▲本日の温泉：スーパーホテル米子（宿泊先） https://maps.app.goo.gl/g5Bjoq5yzJWa9eio9 ▲本日のごはん 1日目ディナー：肉料理 Nick　https://maps.app.goo.gl/PpyTiks9QQqNKJ9BA 2日目ディナー：やきとり大吉 鳥取駅前店　https://maps.app.goo.gl/RkTTtHzvnf7WPAtf7 ▲主な装備　 ・シューズ：LA SPORTIVA Aequilibrium Lt Goretex ST GTX ・アイゼン：PETZL イルビス10本爪 ・ゲイター：The North Face サミットシリーズ ・スノーゴーグル：Oakley ・ザック：ミステリーランチ　インアンドアウト19 （パッカブルだけど機能充実で優秀なザック。この日は遠征だったので、大きなザック（山と道THREE）に入れて日帰り用に持参。） ・手袋：①Montbell メリノウール　②GoreTex The North Face ・マウンテンジャケット：The North Face サミットシリーズ ・トレッキングポール：Leki -------