何度も山の天気に裏切られ、今回は(も)ギャルと御池岳・鈴北岳登山。
天狗堂
(滋賀, 三重)
2024.09.17(火)
日帰り
天気予報で何度も御池岳登山が延びてました。数日前から天気をチェック。連日『良』予報。今朝の山の天気は一時的に0.1㍉の雨の時間帯があるものの『晴れ』予報でした。「リスに出会いに行けるぞ!」と張り切って家出(家出?)する。
麓近くに到達。山頂方面を見上げると全体にガス。またその時は予報に裏切られたと思いました。
登山口には御池岳は初めてだと言うギャルさんが。可愛いリスに会いに来たと。でも、リスをどう探して良いのか知識は無しとのことでした。なのでおとも登山させていただきました(前回に続いてまたかいな)。
鞍掛峠の三重県側からスタート。鞍掛峠から三重県側に下り、コグルミ谷方面に下って御池岳に向かうつもりしてました。何を思ったのか思い違い。鈴北岳方面に向かってしまう。ハズカシでした(あはは)。
ギャル:「リスに逢えますかねー?」。
僕:「わかりません」。
(なんと頼りない)
「運次第です」。
(一応の逃げ道を)
山の天気は晴れ予報。先にも言いましたが、裏切られました。曇り空でガスも。予報では晴れで一時的に0.1㍉の雨。雨の予報の部分だけそこはドンピシャで的中。『おいおい』。ギャルも同じ思い。。。
登山道の林の中は霧。不快さはなく晴れ登山にはない特別な雰囲気。ギャルはこんなの初めてだと言ってました。「こんなのも良いですね」と。確かに。ミストみたいで登山の暑さも軽減。それも良かったです。快適でした。
五合目過ぎたところでヤマビルが出そうに思えてくる。足元を確認。ギャルは今までヤマビル被害に遭ったことも見たこともなしと言っていました。僕にはどことなくここにいそうな気が…(もちろんこれまでにもいただろう)。そして見てみれば『やはり』でした。ギャルの足元に。幸い1匹のみ。ギャルは顔に似合わずヤマビルを手にしてたストックで退治。『凄』(笑)。
そして被害に遭うことなく六合目に到達しました。
僕は「六合目手前から八合目過ぎ辺りでリスが観られるはずです」「カサカサと言う音がしたら立ち止まり、向こうが動くのを待ちましょう」とアドバイス。そうすればリスを見付けられるはず。いつもなら見れなくても平気。でも、今回はギャルがいるので良い顔もしたいなー。。。
六合目の看板辺りを注意深くゆっくり歩き探す。しばらくの時間が経過。そしたらいました。『カサカサ』と葉っぱの音が。1匹のリス。ギャルに手招き。リスは六合目案内の左奥に。僕には見えてましたが、ギャルには発見出来ず。その後、リスは移動してしまい見えなくなってしまいました。残念。僕は良い顔出来ずで残念(笑)。
次の六合目奥に期待。いず。リスの存在ばかりに気が。六合目から直進を続けてしまう。直進した後は途中から左に行かないといけないのに…(標高1148㍍方面→鈴北岳に至る方に向いて歩いてしまう)。そこのルートには僕が勝手に『もののけ』と名付けてる地点があります。ルートを間違えてるのに気付かず「前に来たときはこんなところなかった」「いつの間に出来た?」と言いながらそのまま先に。しばらく何も思うことなく鈴北岳方面に向かう坂道を歩いてしまってました。しばらくゆるい坂道を登り間違いに気付き「おかしい」「こっちじゃなかったです」と言い訳しながら戻る。先ほどの『いつの間に出来た?』と言ってた所は『もののけ』だったのです。リスを探すことに気をとられスルーしてしまってました。戻ってもらうの大変言いずらかったです。いらん距離歩いてもらわなあかなんだのでー。それにルート間違いしたって言うの恥ずかしでしたー。でも、その間違いはラッキーに繋がってました。戻ってたら岩の上にリスがいることに気付く。思わずギャルに小声で『リスです』と手招きしながら呼ぶ。でもギャルにはわからない。細かな居場所の説明で居場所がわかってもらえました。リスと遭遇させてあげれることが出来たのです。ルート間違いでリスと遭遇し『SOO GOOD!!』(過去にもこの駄洒落言ったなー(笑))。見せてあげることが出来、ギャルもですが僕もハッピーネスでした🎶。ギャルはスマホで撮影したリスの写真を見せてくれる。嬉しそー!しあわせ。
興奮状態で登山再開です。相変わらず霧がかったミストで登り続けました。八合目辺りにももののけな地点が。リスはいませんでしたが岩に付いた苔に見ごたえあり。少し岩場な所を登り続け御池岳頂上に無事に登頂しました。ギャルは初登頂に「やったー!」
山頂で一緒にお昼ご飯しました。これまでの出来事を話ながら。そうしてたら5㍍ほど先に1匹のリスが。山頂付近の岩や木を上ったり下りたり何度も。山頂で見るのは僕も初めて。人の気配も感じてるはず。なのに近場で可愛い姿を延々と見せつけてくれました。またhappinessなひととき。。。そうしてたら晴れ間も。山頂からの風景も見てもらえました。よかったよかった。
鈴北岳方面に下山開始。ギャルにコグルミ谷からの登山道にはなかった風景を楽しんでもらえました。鈴北岳手前で一頭の鹿が。こちらを意識して視線をそらさない。仲間はどこだ?群れの鹿が優雅に壮大な草原を走る姿も見てほしかったなー。残念。でも、その代わりに見たこともない草花を見てもらえました。名前は知らない。ただ発見したの見てもらうだけー。
鈴北岳に登頂。鈴北岳からの眺めは御池岳より素晴らしく思えます。ギャルもそう言ってました。登頂終えたので後は三重県側の鞍掛峠に下山するのみです。空は御池岳登頂後より青空。なんでやねん!でも、今回の登山は霧のミストな雰囲気登山を体験させてもらえたことに感謝と言うことで締めくくりたいと思います。そして今回もギャルとの出逢い。ありがとう!!
追記
登山後の家路中に愛車にトラブル発生。詳細は後々のヤマップの活動記録で…。