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YAMAP / ヤマップ
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石狩沢遡行・ヌプン小屋活 2泊3日の写真

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Qたろー
ID: 1908569

YAMAPは2022年9月から。 登山はたしか2013年くらいから。 黒部源流が好きです。 気分がノった時に道内の山を登ってます。 #釣り #沢 #カメラ #BC

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23:34
34.2 km
2576 m

石狩沢遡行・ヌプン小屋活 2泊3日

石狩岳・音更山(北海道)

2024.09.07 (土)3 DAYS

Qたろー
Qたろー

石狩川の一番上まで行ってみたいと、誰しも思ったことがあるでしょう(?) 去年はタイミング合わず行けなかったので、1年越し。 日帰り、1泊2日でペテトク沢から帰ろうかというのが当初の計画だが、出発数日前にひらめいた。 先月のトムラウシ川地獄谷で野湯に魅せられた私は、石狩岳からヌプントムラウシ温泉へ行くことを思いついてしまった。「小屋活もできて最高じゃん!」 思いつくのは簡単。脳内お花畑\(^o^)/ https://www.instagram.com/p/C_r7YA1PjW3/ https://www.instagram.com/p/C_t2QZ1TN8W/ https://www.instagram.com/p/C_wagRLTGlD/ 以下、個人メモ。 [ルート] ◯0日目(9/6)  夜に出発して、大雪プラザ273で車中泊。 ◯1日目(9/7):石狩沢林道入口→石狩岳→石狩の肩  ・5時半くらい?に到着して6時頃行動開始。  ・ペテトク沢分岐まで平坦な林道歩き。入渓してからもしばらくはゆるめの沢歩き。  ・Co1200くらいの分岐を左。Co1270あたりの分岐は右。  ・Co1540分岐を左で直登沢方面。右に行ったほうが本流っぽい。   分岐からもう滝。左側を登るがかなり悪い。巻いてもいいのかも。  ・Co1620のハングの滝は左岸(右側)のルンゼから巻く。   登れば登るほど悪い。下に落石しまくる。   左側の木が生えてる方に無理やり取り付いた。   そこそこの斜面を枝に掴まりながら漕ぎながらトラバース。   滝上まで出てなんとか降りた。核心だったかな。もっと大きく巻くべきなのかも。  ・Co1660でまた分岐。左が石狩岳、右が最高地点(?)を詰める方っぽい。   後者は楽しそうなV字の谷。石狩川を詰めるんだから石狩岳だろ、ということで左を選択。  ・少しすると、割と急な滑になる。ヌメるしすべる。   滑を過ぎると水量も細くなり、伏流手前Co1880あたりで源頭ってことにした。満足。  ・その後は枝漕ぎ。急なのでしんどい。50mくらい登ると開ける。   稜線に人が見える。低いハイマツと高山植物の急斜面を詰める。  ・山頂で天気予報等見ながら、その後の行程をしばし悩み、石狩の肩に泊まることとした。   肩の広いテン場からすこし進んだところに、いい風陰となるテン場を発見。   夜から風の音がすごかったが、テントが強く揺らされることは少なかった。 ◯2日目(9/8):石狩の肩→石狩岳分岐→ヌプン小屋  ・ダラダラ起きて6時ころから行動開始。朝すっと出発できない。   食事して撤収とかしてると起きてから1.5~2hくらいかかる。  ・シェルがバタバタと音を立てる。夜から引き続き暴風である。   表大雪の方から雲がどんどん流れてくる。   肩の広いテン場に泊まってたら、風強すぎてお亡くなり。は言い過ぎか。  ・石狩岳山頂ではまだガスの中。そこから先は雲が晴れた。   久々の気持ちいい稜線歩き。しかも長い。レフ機で撮りまくる。(時間を食う)   川上岳ピーク南側とか昨日今日の風だとテン場に良さげと思ったが、熊めっちゃ出そう。  ・二ペの耳から先、Co1600付近までは切り立った稜線。   その先から笹かぶりの急な下りになる。というか割と藪いし足元も悪い。  ・Co1289のコルあたりはぬかるみ。その先の登り返しも同様に藪い。辟易させられる。   11時過ぎに分岐に到着。押してる。  ・分岐から先、少しすると、割と急な斜面の細いトラバースが続く。下りなので気を使う。   トラバースが終わって斜度のゆるいエリアに入ると、ルートが不鮮明になる。   藪、倒木で迷いやすい。焦りか疲れか、頭が回らなくなってくる。  ・尾根取付地点から沢までの下りルートも見失い、GPSもバグる。   予定よりすこし先で細い枝沢から降りる。そこから先はしばし狭い沢歩きとなる。   沢靴やそれに準ずるものがあった方が良い。  ・Co800あたりで他の沢と合流する。少し広くなる。  ・14:30頃、ヌプントムラウシ川に合流。予定よりかなり遅れた。   渡渉を繰り返し河原を歩き、15時頃ヌプン小屋までたどり着いた。  ・小屋は貸し切り。サクッと掃除して、スコップ持って湯船へ。   時間もなかったので腰ぐらいまでしか掘れなかったが、野湯を楽しんだ。  ・さくっと飯食って、酒もビール、日本酒、ウイスキーくらいにしておいて19時には寝た。   小屋活時間少なめ。かなしい。   ◯3日目(9/9):ヌプン小屋→石狩岳分岐→沼ノ原(大沼)→クチャンベツ沼ノ原登山口→石狩沢林道入口  ・前日の反省を活かし3時起き。5時頃出発。   石狩岳分岐までの道を考えると、5時間以上かかるかもと考えていた。   結果、4時間程度で石狩岳分岐についた。朝風呂できたじゃん。   しっかり寝たので身体も頭も回復していたのかなとも思う。  ・沼ノ原分岐までの道はすこし笹がかぶるがもはや気にならない。   分岐から先、開けた景色に感動しながら。木道を歩く。   久々に人に会う。  ・大沼付近をすこし散策。どこも水っぽいけど、どこにテント張るんだろ?   もっと先も気になったが、足の指痛いし、ケツ擦れ痛いし、腹も減ったので下山した。  ・下山道は最後の方に渡渉が1箇所。   登山口に着いてから15分くらい歩いてスタート地点に帰着。 ◎結論。石狩沢とヌプンをセットでやるとしんどい。  またヌプン行くとしたら、川の反対からかな。。。    藪漕ぎ・笹かぶりが多かったが、踏み跡がついてて普通に進めるところがほとんど。  顔の前だけ手でガードしたり、たまに軽くかき分けたり程度だった。  石狩沢の高巻きと詰めの枝漕ぎは疲れた。 [装備] ◯衣  ・上はCoreVestとmerino shirt、強風時はCoreVestとD.D Jacket。   最終日はBAA hoodieとmerino shirtを使ったりした。CoreVestは藪と相性悪い。   あと保温着でsenchi、alpha haramaki。  ・下はフラッドラッシュタイツ、Dock Shorts。   小屋泊の日は全部脱いでCore Tightsで寝た。  ・沢靴はモンベルサワートレッカー。靴下はKAMICOスプリットトゥ。   石狩沢を詰めてからはHydraESC。   ヌプンまでの沢歩きも問題なかったが、つま先の保護が弱すぎる。   ラバーの沢靴1本で行くのが正解かもしれない。 ◯食  ・ストーブはガス。ウインドマスター。夜はパスタだったのでフライパンも。  ・ビール350ml2缶、ワイン300ml、ウイスキー300ml、日本酒200ml。   酒のつまみも十分。  ・行動食はエナジーバー×4、ゼリー×6、グミ、などなど。 ◯住  ・シェルターはKhufuにBackpacking Guyline Adapter。居住性重視。  ・シュラフはEEの化繊キルトの10℃対応とadrift liner。あとMillaris Bivy Sack。   1日目の夜はほんの少し寒く感じた。気温は5℃以下。  ・ULPad15+がほんとにボロボロ。 ◯ほか  ・ザックは山と道ONE。出発時は16kg近かった。  ・カメラはK-3iii+DA15。星景用に三脚持ってきたけどまた使わなかった。   1日目は風強かったし。2日目は眠かったし。  ・釣具は持ってこなくて正解だった。する暇なかった。 【使わなかったもの】 ・インナーシーツ(枕代わりにした) ・三脚 ・ウールっぽい化繊の手袋 【あっても良かったもの】 ・チェーンスパイク ・カップ麺など(朝サクッと作れて喉の通りの良いもの)