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YAMAP / ヤマップ
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富士山 須走口からお鉢巡りの写真

GPSでも3776m地点を捕捉。

この写真を投稿したユーザー

Taishi
ID: 3878574

この写真を含む活動日記

写真76
もらったドーモ26
11:58
15.2 km
1969 m

富士山 須走口からお鉢巡り

富士山(山梨,静岡)

2024.09.07 (土)日帰り

Taishi
Taishi

 8月20日、ボロボロになりながらもゼロ富士を達成した時の天気はもう少し酷ければ剣ヶ峰到達を諦めて引き返すことを決断するような暴風雨だった…。ついでにやってしまおうと考えていたお鉢巡りも諦めて、剣ヶ峰の往復だけやり切って下山の途についたのである(下山中もトンデモ体験の連続だったがここでは割愛)。  富士山閉山も迫ってきた中でこの9月第1週の土曜日、快晴、風も平穏そのものという絶好の登山日和との天気予報を知る。いてもたってもいられなくなり登山の準備を始めたのだった。そしてお鉢巡り実行のため再び富士山に舞い戻る。今年の未練は年内に断ち切ってしまおう。  ルートは通過済みの富士宮ルート、御殿場ルート(宝永分岐より下の大砂走りを除く)は面白くない。吉田ルートは誰かと一緒に富士登山を計画する際に候補となりやすいと想像がつく、あるいはもっと別のイベントでじきに訪れそう。と言うわけで消去法で須走ルートを選択。ルートを決めてコースタイムを見たところ日帰りはそれなりの健脚でないと難しそう。故に今回は安全に関わるもの以外の荷物は最低限にして万全を期した。  結果的に天気にも恵まれ、雄大な自然と広がる雲海を心ゆくまで堪能でき、八神峰(どのピークを八神峰とするかは歴史的な背景が複雑に絡んでいるため定義できないが、今回は登頂できない浅間岳以外の8つの頂上を踏んだ)を含めたお鉢巡りの完全制覇を達成しこの上なく満足のいく山行(山歩?)となった。  なお、ゼロ富士とはまた異なる形で強度の高い運動を行なったことで根本的に登りが苦手だということが明らかになった。ゼロ富士でも山頂付近の登りでペースが落ちていたのだが、それは富士山の登山道に似つかわしくない大荷物を背負っていたことが原因だと思い今回は荷物を軽くしたわけだが、今回もお鉢にたどり着いた頃にはわずかな登りも数十歩進むたびに休憩が必要な有様になっていた。  ペースダウン時の体について考えてみる。心拍数は上がり切っておらず体はまだ問題なく動けると言ってくれていた。これまでの経験に照らし合わせると全力で追い込む筋トレの最後の方に錘が持ちあげられなくなる感覚と酷似している。さらに、下りのペースは全く落ちていないことを踏まえると登りに使う足の筋肉を使い切ってしまったのがペースダウンの真因である可能性が高い。  今後登りに使う足の筋肉について調べてそこを重点的に鍛えるようにすること、足を疲れさせない登り方を学び実践することを進めて行きたい。荒業とも言える行いは自分を追い込むことにつながり、そこから新しい発見や学びがあり楽しいことを再認識した。とは言え、もっと日程に余裕を持ってじっくり楽しみたいなぁ...。即断即決即行動も悪くはないが、基本的にはのんびりした流れが性に合う。